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坂本 文徳; 香西 直文; Guido-Garcia, F.; Grambow, B.
no journal, ,
福島第一原子力発電所由来のCsは依然として福島県内の森林地帯に多く滞留したままである。森林における放射性セシウム循環機構解明研究の一環として、福島県川俣町に自生するタマゴタケの各生育段階(卵状, 未成熟, 成熟, 成熟後)と部位別(傘と柄)のCs放射能を測定した。その結果、卵状と成熟サンプルにCsがより濃集していることを確認した。未成熟サンプルはわずかに1個で正確な評価は難しいが、成熟後のきのこの濃集量が減少したのは、一度濃集したCsを再度環境中に放出しているためと考える。傘と柄の濃集割合を比較した結果、成熟期で傘の方が柄よりも多くのCsを濃集していることを確認した。